« trimming | トップページ | trimming »

2016年6月14日 (火)

モルモットの乳腺腫瘍(血が苦手な方はご遠慮ください)

お久しぶりです、いんちょです

季節の変わり目ですが皆さんもペット達も体調崩してないでしょうか??

気をつけてお過ごしくださいね

さて今回は変わった症例です^_^;

モルモットちゃんに乳腺腫瘍ができたお話です

乳腺腫瘍と言えば人もそうですが犬や猫にも多い病気
そして発症するのは当たり前的にメスっていうのが基本です

ただモルモットちゃんの場合、男の子にも意外と多いのです
いんちょも最初は知りませんでした

今回の症例は男の子で1年前に片方の乳腺に大っきな腫瘍ができて出血が続きドンドン大きくなったので切除したのですがもう片方からもまた再発してきたという主訴でした

飼い主さんと話し合った結果、お年ですがこれ以上大きくなると生活の質がだいぶ落ちるためまた切除することになりました。

モルモットちゃんやウサギなどのいわゆるエキゾチックアニマルはどうしても麻酔が難しいので手術にあたっては麻酔が1番緊張するところです




まずこんな感じで麻酔をかけて効いてきたら仰向けにしてマスクで酸素と麻酔薬をかがせます。



コレができた腫瘍になります。

分かりづらいのでマーキングすると
こんな感じです。



コレを切除したら大っきな穴が空きましたので背中や足の皮膚を筋肉から剥がしてお腹の方まで引っ張ってきてからやっとこさ縫い合わせました




取り出した乳腺腫瘍がコレです




その後麻酔から覚めてからご飯を食べるかどうかがエキゾチックの麻酔の大切なところ!

犬猫は終わった時点でホッとしますがエキゾチックの場合は帰ってから数日間ちゃんとご飯を食べるようになるまでは全く気を抜けません

この子は無事に数時間後ムシャムシャ美味しそうに食べ始めました、コレで一安心





とっても可愛くてお利口さんなりょうまくんです

スタッフ一同ナデナデして無事に飼い主さんの元へ帰っていきました

エキゾチックアニマルの手術は毎回神経をすり減らします

今回は無事に終わりましたがその子の性格がかなり治療に影響を及ぼすのもエキゾチックアニマルの難しいところ、断固治療拒否って子もけっこうおりますので…

今回はりょうまくんが人懐っこくて性格的におっとりしてたっていうのもかなり手術の成功につながったのかと思われます

ではではいんちょでした

« trimming | トップページ | trimming »

ペット」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

病院からのお知らせ。」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。